津山線 亀甲駅
津山線 亀甲駅
 春の18キップの季節も終わり、HPの更新も落ち着きましたので 雑談を。。
2008年3月2日に出かけた 津山線の亀甲(かめのこう)駅のお話をしたいと 思います。
出かける前に JR西日本の企画「TRAIN+(プラス) 津山線・因美線」のパンフレットで
この 亀甲駅の変な外観は 知りました。
岡山へ行く時に なんとか 時間を作って この亀甲駅に降りてみようと 計画をたてて 実際降りてみました。

そして 早速 駅舎から出て 外観をみると・・・・不気味・・今で言う キモカワイイ??嫌・・キモイ・・懲りすぎ・・
駅舎の屋根は甲羅をイメージして 亀の頭が駅舎から出ています。
目が時計になっていて・・・やっぱり キモイ!!小さな子供がみたら 泣いちゃうかも。。。というのが 第一印象

でも 駅舎の中はとっても ゆったりできて イイ感じなんです。
図書コーナーが設けられ、小説や漫画が 綺麗に整頓され ミニ図書館のようになっていて
自由に本が読めます。本数の少ない 津山線で待合時間を飽きさせません。

それに 私が気に入ったのが 駅舎の中に 大きな木製の新しいテーブルが置いてあり
そこで 本も読めますし お弁当食べたりできるし、うたた寝もできる(笑)
駅舎にベンチがあるところは 多いですけどテーブルがあるって所って 少ないですよね。 居心地のいい駅です。

亀甲駅というだけあって、駅の中には いろんな亀のグッズが陳列されていました。
それに 本物の亀が 衣装ケースのような箱で10匹くらい 飼っていました。


私はというと、 時刻表を引っ張り出して 時刻表の組みなおしなどをしながら 大きな木製テーブルのところで
筆記したりしていました。そして 終わった頃 あと電車の待ち時間10分ありました。
図書室で 本でも読もうかなぁ。。と 思いましたが、ここで真剣に読みふけると
列車に乗り遅れるかもしれない。。と思い、 衣装ケースで 飼っている 亀をジーッ (@ ̄_ ̄) ・・・・・っと
見ていました。( ̄。 ̄)  癒される。。。
 すると この辺りにお住いのおばさんが 一緒に亀見学。。
「私 こんなに亀をじっくり見たことないけど。。意外とかわいいですねぇ。。」と おばさん。。
「そうですねぇ 」と 答えて また ジーッ (@ ̄_ ̄) ・・・・・っと 二人で見学

しばらくすると 駅員さん(私服だったから 委託の方かなぁ??が
「みなさん 列車着てますよ・・」と 振り返ると 駅に列車が止まっていました。

ここの 駅舎 改札のところが 開き戸になっていて 閉まっていると あまり列車の音が聞こえないのです。
確かに 暑かったり 寒かったりしないけど。。
まぁ のんびりしていること(笑)

私を含め 駅舎で待ってた5人のお客さんが誰も列車の到着に気がつかず 
列車にみんな 慌てて飛び乗りました。
一緒に亀見学していた おばさんが 大笑いしながら 列車に乗って
「亀みてて 乗り遅れるところでしたねぇ」と 私に声をかけた途端
列車に乗っていた 若い男の子が急に
『ああ!!!!』と 叫びました。
その 男の子 慌ててバッグの中から カメラを取り出しましたが 遅かった
この 男の子 鉄ちゃんで 亀甲駅の駅舎の写真を取り損ねたのです。

隣に座った おばさんが「どうされたの??」と聞くと
「亀甲駅の写真を撮ろうと思ったに・・・撮れなかった」と 悔しそうに答えました。
「どこから 来たの?」と 尋ねると「京都」と 答えていました。
「えーー!!そんな遠くから来たの??」と おばさん

ついでに 私にもどこから来たのか尋ねられ「名古屋」と 答え
おばさん びっくり・・・
「えーーー!!そんな遠くから 亀見に来たの??」

え??別に亀見に来た訳じゃないけど・・
でも そうなのかなぁ???列車乗りに来たって 理由にならないかなぁ。。
(-_-)゙ウ-ム どう答えよう・・・

と 答えに迷っていましたが
「今の時期に どこでも鈍行なら行ける キップが発売されているので、
 亀甲駅って変わった駅が岡山県にあると知って 亀甲駅も寄ったんですよ」

と答えたら おばさん また驚いて
「え!!!!名古屋から 鈍行で来たの???」と ビビッていました。

嫌・・亀甲駅見たさに 新幹線使うのも 変だと 私だと思うんだけど・・

私の気持ちを理解できていたのは
亀甲駅の写真を撮り損ねた 鉄のお兄ちゃんだけだったかも。。

そのおばさんと 津山駅まで 亀甲駅の名前の由来の話などしながら
のんびり津山線を楽しみました。


亀甲駅で ちょっぴり楽しい 思い出できました。
また 行ける時があったら 寄ってみたい駅です。

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