紀伊勝浦 はまゆ
紀伊勝浦 『はまゆ』
  

列車の旅で第一目的は スタンプ集めですが、できれば時間を作って 駅から歩いていける範囲の温泉を探します。
今までだと。。兵庫 山陰線の城崎温泉 岡山 津山線 国際温泉会館、神奈川 御殿場線 山北駅さくら湯(ココは天然温泉ではありませんでした。) 愛媛 道後温泉、神戸 地下鉄駅 あぐろの湯、と5回あります。
今回の旅で 6回目の温泉は 紀伊勝浦駅から 1キロくらいのところの 『はまゆ』という 共同浴場でした。
すごく昔懐かしい銭湯という感じの温泉でした。

 私が訪れた時は ちょうどいい気候 暑くもなく 寒くもなく、お風呂屋さんの玄関の開き戸は 開けっ放しでした。
早速  のれんをくぐって入るとすぐ横に小さな番台があり、おばあちゃんに お金を払い
ゲタ箱は 入り口の番台と反対側に 小さなゲタ箱があり、そこに靴を入れ 脱衣場に直行です。
番台と脱衣場の仕切りはなく 玄関が開けっ放しなので のれんだけで 外との目隠しになっています。
脱衣場は 昔懐かしいこじまりとした 脱衣場でした。
お風呂には 一名 先客の方が入浴中でした。

さて 着替えようかなぁ・・・と 思って 木でできた銭湯ならではの、真四角のロッカーの前で 服を脱ぎ始めると。。
外から脱衣場を 目隠ししているのはのれんだけで、
ひよひよ〜っと 風が吹くと 外からの目隠しになってる のれんが ふんわり持ち上がり。。
外から丸見え状態にまります。
( ̄□ ̄;) やばい!! 見えちゃうじゃにゃーか?? でも ロッカーに荷物入れないとまずいし、

どうしよう どうしようと 思いながら モジモジしている訳にもいかず ささーーーっと 脱いで
荷物を ロッカーに ドドッ!!!と 投げ込み、お風呂に入りました。

ヾ(@^▽^@)ノわはは 都会にはない  開放感 ~(^◇^)/ぎゃはは スリリングでした
と 言っても 外から見えても 『はまゆ』の前は 道路はありますが ほとんど人も車も通りませんし、
道路の向こう側は 海ですから。。。覗いてるのは カモメくらいかも(笑)

お風呂も 昔懐かしい タイル張りの お風呂で、
これぞ 本物 かけ流しの 天然温泉です。硫黄の香りが ほのかにします。
とってもお掃除が 行き届いていて 綺麗。家の近くだったら 毎日でも通いたいくらいの 温泉です。

洗面のところには お湯とお水の 蛇口があって お水の蛇口には 『井戸水なので 飲料不可』の文字
(〃▽〃)きゃ〜♪ 井戸水っていうのが またいいですよね♪

お風呂からあがって 脱衣場をみると 地元の方は ロッカーには荷物を入れず、
籐で編んだ 昔懐かしい籠に 服を入れて外に出しっぱなしでした。
(ロッカーに入れるとき 外から見えそうになるからかなぁ?)

私は一応 旅行の途中なので カメラや お財布等を持っていたから ロッカーを使いましたが、
ちょっぴり心配なので 入る前に 番台のおばあちゃんに 『お財布預かってください』と 頼むと
不思議そうな顔をされ 『ロッカーに鍵付いてるから 大丈夫ですよ』って 言われました。

地元の人が 自分家のお風呂代わりに使われる人ばかりなので
そんな お財布の心配する人もいないんでしょうね。長閑でいいです♪

紀伊勝浦には 素晴らしい温泉旅館がたくさんあります。そこに泊って 贅沢温泉旅行も憧れますが、
こんな 共同浴場めぐりの旅も なかなかいいものです。

また 鉄道で旅行の時には 天然温泉 かけ流し 共同浴場 なんかを探していこうと思います。



inserted by FC2 system